【iOS App】コレ一つでアシッドハウス!Pure Acidを使ってみよう

10月31日のハロウィンにセールで購入した「Pure Acid」が
なかなか面白い音源だったので紹介&作曲してみます。
アシッドハウスやテクノサウンドが好きな人にはたまらないアプリです。

Pure Acidはどんなアプリ?
アプリ単体でアシッドハウスライブができる!
上の動画は23分と長めの動画になっていますが、
アプリをリアルタイムで打ち込み・操作しながら解説しています。
動画を最後まで見るとわかりますが、基本的なサウンドはPure Acid内で完結していますね。
ベースの音作り。
ベースのシーケンス(フレーズ)。
ドラムパターン。
パフォーマンスとしてのエフェクター。
これらが一つのアプリ内でできてしまうのがPure Acidです。
App Storeでの紹介

Pure Acidは最高品質のベースシンセサイザーとドラムマシーンが一つになったアプリです!
このアプリは80年代の音楽シーンを変えたベースシンセサイザーとリズムマシン( 伝説のTB-303シンセサイザー, TR-808 / 707 / 909 リズムマシンそしてそれらの多数のレプリカ) にインスパイアされて作られています。
Pure Acidは音の面でのレトロアナログ感を呼び戻し, 以前のデバイスたちではできなかった作曲の流れを素早くかつ楽しくできるようにデザインされました。
収録されている膨大なプリセットパターンはあなたの楽曲構成に発想を奮い立たせてくれることでしょう!
Pure Acid アプリ説明文より(意訳・要約)
説明文も英語ですが要点を絞るとこんな感じ。
80年代から90年代にかけてのダンスミュージックに多大な影響を与えた伝説のベースシンセサイザー
TB-303
を本家の操作感に近い状態で曲が作れるのがこのアプリ最大の売りだと思います。
ウニョウニョしたベース音、過激なレゾナンスや飛び道具的なスライドやアクセントなど、
僕が求めていたアシッドベース音をカンタンに出せるアプリです。
Steve Sims – Steve Sims, パブリック・ドメイン, リンクによる
各セクションの説明
このアプリ単体で演奏する時や作曲する時に覚えておきたい
各セクションの紹介をします。
とは言っても本家TB-303やTR-909よりクセの少ない操作方法だと思います(特にフレーズ打ち込み)。
いじっている内にだんだんと分かってきたり、突如に奇天烈なフレーズができることもあるので
そこらへんの偶然性も含めて説明sします。
ベース(音作り・ツマミ)

アシッドベース音を作るためのメインとなるセクションです。
過激なアシッドベース音から落ち着いたベース音まで様々なジャンルに活用できる音作りができます。
アシッド特有の粘りの根幹となるCUT OFFやRESONANCE、クセになるACCENTは本家TB-303譲りの操作感ですが、本家にはなかったDESTORTIONやLFOなどアシッドベースに多用されるツマミが追加されています。
シーケンサー(ベース)

ベースセクションで作った音を、音程の動きを確認しながら打ち込みできます。
さらに本家TB-303にはなかった中央の画面で、目視でノートの高さや長さを確認できます。
シーケンスフレーズの順番を入れ替えるシャッフルやリバース、ゼロからランダムに作れるコンポーズ付き。
やや打ち込みにクセがあるので、ここらへんは解説がないと苦戦しそうです。
(自分は英語の解説動画を真似しながらいじって慣らしていきました。)
ぜひ聴いてほしいおすすめのプリセットは
「Techno Setup」の後半にスライドを多用したフレーズと、「Samba」の短いけど早く急かされるパターン。
ドラムマシン

TR-606,707,909の伝説のドラムマシンのオマージュ。ドラム音はほぼ本家(サンプリング音?)。
こちらも本家に似て16分音符を基本とした、リズム打ち込みの操作感です。
ベースセクションに負けずこちらも打ち込みが楽しい。
整ったハウスミュージックのフレーズはもちろん、Prodigyや電気グルーヴのような狂ったドコドコドラムパターンも頑張れば作成可能。
ぜひ聴いてほしいおすすめのプリセットは
「Progressive Saw」の王道ハウスパターンと「Manic」のフィルインパターン。
ミキサー・エフェクター

ベースとドラムの音量を調整したり、それぞれの音をエフェクターに送ることができます。
エフェクターは見た目も操作感もBOSSやKORGのエフェクターっぽいので、知っている人は触ってニヤリとするかも。
飛び道具的に一瞬ディレイをかけたり、音の一部をループさせたりレコードをゆっくり止めたりする
DJプレイのようにリアルタイムにエフェクトをかけることもできます。
それぞれをリアルタイムで操作する
以上4つのセクションを入れ替えながら(場合によっては鍵盤を表示しながら)
ドラムとベースを流していくのが基本の使い方です。
計画立てて作曲をしていくというよりも、
ずっと再生しながらツマミをいじって音色を楽しんだり、シーケンスフレーズを少しずつ変更していく偶発性を含んだ作曲方法が合ったアプリだと思います。
実際に使ってみました。
TB-303のアシッドベースで有名な楽曲といえば電気グルーヴの「Popcorn」が一つありますね。
今回は、先駆者様の動画を参考にフレーズをコピーしてみました。
慣れれば他の有名なフレーズも鳴らせる・・・かも?

Pure Acid、偶然でも面白い曲ができやすいアプリなので
興味のある方はぜひ買ってアシッドベースいじりを楽しんでみてください。
(ドクロのアイコンがハードコア音楽っぽくてちょっと怖い・・・)
それではよい作曲ライフを!

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